つらい腰痛を改善したい!
ずっと痛めない体になるには?

口唇ヘルペス、毛穴ケア、生理痛、肩こりなど、女性に多い身体の不調について、専門医に解決法を教えてもらう「女性のお悩み相談室」。今回取り上げるのは、日本人のおよそ4人に1人が悩まされているといわれる腰痛。
腰痛の原因、解消法や予防法を、腰痛の治癒に定評のある整骨院院長が解説! どうやら、日頃の生活習慣が腰痛を呼び寄せているようで……。オフィスでできる、腰痛改善ストレッチもお教えします。

目次

1
なぜ、腰痛が起こるの?
2
一時的に腰痛をやわらげても意味はない?
3
腰痛改善、簡単ストレッチ。

腰痛はなぜ起こる?
普段の姿勢が、腰痛の原因!?

私たちの体を支えるのに、最も大切なのが脊椎(背骨)といわれる骨の集まりです。この脊椎は骨盤の上に乗っています。脊椎は、椎骨(ついこつ)という骨で構成されていて、横から見るとS字のようなカーブを描いています。

脊椎のゆがみや骨盤のズレが生じると、椎骨と椎骨の間隔が挟まって、骨が神経に触れたり、骨の間を通っている神経が圧迫されたりします。これが、腰痛の正体です。

ではなぜ、骨にゆがみやズレが生じるのでしょうか。その一番の原因が、普段の姿勢です。体が左右前後いずれかに傾き、一方に負荷がかかる生活を続けていると、左右の肩の高さが違う、猫背になるといった悪い姿勢が癖になってしまいます。

片ひじをつく。横座りをする。寝ながらスマホを見る。椅子に浅く座る……こうした体の使い方が癖になっている場合は要注意。ゆがんだ体に合わせた体の使い方が、さらにゆがみを悪化させ、それがぎっくり腰などの腰痛を引き起こすことに。何気ない普段の姿勢や生活習慣が、腰痛を引き起こしていることを自覚しなくてはなりません。

一時的に腰痛をやわらげても
意味はない?

マッサージをする、温める、コルセットをつける、動かずひたすら安静にする、鎮痛薬を飲む……など、腰痛をやわらげる方法はいろいろあります。たしかに、マッサージをして腰の周りの筋肉をほぐすと痛みはやわらぎますが、しばらくすると、また筋肉が硬くなり、腰が痛くなります。

こうした方法は、どれも一時的なもの。腰痛の根本的な解決にはなりません。必要なのは、腰痛の原因を根本から取り除くことです。

腰痛を起こさないようにするには、ゆがみやズレこそ腰痛の元凶であることを自覚し、普段から正しい姿勢を意識すること、いつも同じ筋肉ばかりを使い続けないことが大切です。さらに、バランスのとれた食事、質のいい睡眠、適度な運動(ストレッチ、ウォーキング、筋トレ)も必要となります。つまり、日々の過ごし方に気をつけることが、腰痛の一番の対処法なのです。

簡単ストレッチとトレーニングで
目指せ!腰痛のない人生。

オフィスでできる腰痛改善ストレッチ

基本姿勢
1. まっすぐ立つ
体を前に倒す
2. まずは前屈をする。
(お尻から膝まで、足の裏側が伸びていることを感じる)
体を後ろにそらす
3. 顔を上に向けて天井を見ながら、後屈する。
(体の全面がしっかり伸びているのを意識する)

4. 基本姿勢に戻り、前屈、後屈を10回繰り返す。

腰痛を治すためには、生活習慣を見直して「骨のズレをつくらないこと」に加えて、「腰の可動性を保つこと」が大切。可動性を取り戻すためにぜひやってほしいのが、ストレッチです。

上のイラストは、立ち上がったついでにやってほしい基本のストレッチ。自宅はもちろん、オフィスでずっとデスクワークが続いているときに、ぜひやってみてください。

さらに、腰痛を寄せつけない良い姿勢を維持し、骨盤のズレを防ぐには、体を支えるための筋肉が欠かせません。そのために行ってほしいのが、スポーツでの筋力強化トレーニングです。効果的なのは、全身の筋肉をバランスよく使うもの。例えば水泳や、大きく腕を振って大股でウォーキングをするのがおすすめです。

同じ方向にしかスイングをしないようなゴルフやテニスなど、片方に体をねじる動きが多いスポーツはおすすめできません。右腰だけ、左腰だけに負荷がかかる運動を続けることは、腰痛のもとになってしまいます。

普段の生活で姿勢を意識し、ストレッチやトレーニングを続けると、「以前は座ると足を組みたくなったけど、それがなくなった」といった変化に気づくようになるはず。これは、体の左右差がなくなり、バランスが良くなってきた証拠。生活習慣を見直し、腰痛のない、再発のおそれもない体を目指しましょう。

――参考文献『自分で治せる!腰痛を治す教科書』(ソーテック社)鈴木勇著

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プロフィール

鈴木勇

すずき・いさむ/大泉さくら整骨院院長。柔道整復師。電気、マッサージ、投薬といった対症療法に疑問を持ったことから、整体やカイロ等も研究。症状を抑えるのではなく、根本となる原因をとる独自の施術法「鈴木トリートメント・メソッド」を完成させる。

編集/リンククロス イラスト/大嶋奈都子 監修/鈴木勇(大泉さくら整骨院院長)

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