旬の甘みを味わう! 元気になれる
「春にんじんと豚バラの甘辛炒め」。

体調が万全でないとき、体の中から優しく元気に導いてくれるのが食事です。食欲がないときでもさくっと食べられるのはもちろん、簡単に作れておいしいメニューを料理家の市瀬悦子先生に教えてもらいました。体調に合わせて、「風邪を引いたときに食べる」「風邪予防で食べる」「体を整えるために食べる」「元気を出したいときに食べる」の4つのテーマで料理をご紹介! 第43回目のテーマは、「元気を出したいときに食べるごはん」。春にんじんと豚バラのうま味で食欲倍増! 冬の寒さで縮こまった体を、春のパワーで満たしてくれます。

元気を出したいときに食べる
サポート食材「春にんじん」

冬の寒さを乗り越えて育つ、3~5月に食べられる春にんじんは、1年中手に入るにんじんよりも甘くてみずみずしく、やわらかいのが特徴。栄養面ではにんじんと同様に、β-カロテンや食物繊維、ビタミン、カリウムなどを含んでいます。造血作用で血行をよくし、体を温める効果もあるので、貧血や冷え性の方、季節の変わり目で体が疲れやすいと感じている方にもおすすめです。

材料(2人分)

にんじん…2本(300g)
豚バラ薄切り肉…120g

水…1/3カップ
サラダ油…大さじ1/2
白すりごま…適量

A
しょうゆ…大さじ2
酒、みりん…各大さじ1
砂糖…小さじ1

作り方

1
にんじんは縦4等分に切り、5~6cm長さの細い乱切りにする。豚肉は5~6㎝長さに切る。Aは混ぜ合わせる。
2
フライパンににんじんを広げ入れ、1/3カップの水を回し入れる。ふたをして中火で熱し、8分ほど蒸す。余分な水けがあればとばし、大さじ1/2のサラダ油を加えて炒める。
3
2のにんじんにところどころ焼き色がついたら、豚肉を加えて炒める。肉の色が変わったらAを加え、照りよくからむまで炒める。器に盛り、白すりごまをふる。

市瀬先生の「風邪ごはん」ポイント

シンプルな料理こそ、
素材の切り方に工夫を!
にんじんがもっと好きになる、
リピート必至の炒めもの。

「にんじんは料理によって切り方を変えることで、おいしさをさらに引き出すことができます。今回は、やわらかく、ボリューム感のある炒めものにしたいので、細長い乱切りにするのがオススメ! しんなりとした食感に仕上げたい“きんぴら”などは細く切り、しっとりと煮たい“筑前煮”などは太く切ってくださいね。また、にんじんは少し火が通りづらいので、水を回しかけて蒸し煮してから炒めると◎。油と炒めることで、β-カロテンの吸収率がアップします」

「ジューシーな豚バラ肉といっしょに甘辛味に炒めたおかずは、にんじんが好きな方はもちろん、にんじんがちょっと苦手かも……と感じている方にも、ぜひ食べて欲しい一品です。ごはんがどんどんすすむ味わいで、にんじんのおいしさをあらためて気づかせてくれます」

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プロフィール

COOKING EXPERT
市瀬悦子

いちせ・えつこ/料理研究家、フードコーディネーター。「おいしくて、作りやすい家庭料理」をモットーにしたレシピが、簡単で分かりやすいと大好評! 書籍、雑誌、テレビなどで数多くのレシピを提案し、幅広く活躍している。『これでいいんだ!自炊ごはん』(学研プラス)、『これなら続く!ほぼ10分べんとう266』(主婦の友社)など、著書も多数。
http://www.e-ichise.com/

+ 市瀬悦子の記事一覧

レシピ考案・料理・監修/市瀬悦子 写真/黒坂明美
文・スタイリング(料理)/中田裕子 編集/井上峻

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