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10年後に後悔しない! キレイな形のおっぱいをキープするために、今日からできることって?

trouble : おっぱいの悩み

DATE : 2020.04.02

10年後に後悔しない! キレイな形のおっぱいをキープするために、今日からできることって?

お風呂上がりにふと鏡に映った自分のスタイルを見て、「私のおっぱいって、こんな形だったっけ?」と感じたことはありませんか? おっぱいの形や手触りが変化する原因や、キレイな形のおっぱいをキープするためのエッセンス、気になる乳がんのことなどについて、乳腺の専門医の池田紫先生に教えてもらいました!

今回教えてくれるのは……

取材・監修:むらさき乳腺クリニック五反田 院長
池田紫先生




むらさき乳腺クリニック五反田 院長
日本医科大学卒業後、昭和大学病院にて研鑽を積み、ブレストセンター設立にも携わる。2011年にはシンガポールに留学し、ホルモン剤や分子標的治療薬が効かない乳がんの病理特徴についての研究に従事。2018年、むらさき乳腺クリニック五反田を開院。昭和大学病院、およびその他の大学病院やがん専門病院、総合病院と連携し、納得のいく治療が受けられるトータルサポートをしている。診察の前後の時間で受けられるアロママッサージも好評。
https://www.murasakibreastclinic.com/

5年後、10年後もキレイな形のおっぱいをキープするためにできること



「なんだかバストトップの位置が下がった気がする……」
20代も後半に差しかかると、おっぱいの形や手触りに変化を感じはじめる方が増えてきます。これは、年齢とともにおっぱいの中の乳腺と脂肪の比率が変化したり、おっぱいを支えるクーパー靭帯という組織が伸びたり、皮膚の弾力や柔軟が失われたりすることによって起こる自然な体の変化です。
でも、できることなら上向きのシルエットや、ハリとなめらかさを感じる質感をキープしたい! と思ったとき、どんなことを心がければ良いのでしょうか?

おっぱいの形や質感をキープしたいなら、次の3つのことを意識してみてください。

1 肌を保湿して、うるおいをキープ

日常的にブラジャーとの摩擦があるおっぱいは、実は乾燥しやすいパーツです。肌が乾燥するとハリややわらかさが失われ、最終的にはおっぱいの下垂につながることも……。お風呂上がりにはデコルテからおっぱいにかけてボディクリームを塗り、うるおいキープを心がけてみてください。ボディクリームは、ホホバオイルなど保湿力が高い成分が配合されているものがおすすめです。

2 正しい姿勢と深呼吸、適度なトレーニングを心がける

スマホを見ているときや、デスクで仕事をしているときなど、いつの間にか猫背になっていませんか? 肩が体の内側に丸まり、胸の筋肉(大胸筋)がこり固まっていると、おっぱいの血流も悪くなりがち。肩や大胸筋の柔軟性を高め、リンパの流れをよくするストレッチが効果的です。意識的に肩を回したり、左右の肩甲骨を寄せて胸を開いたりする習慣をつけましょう。
それから、深い呼吸を心がけるのもおすすめ。呼吸が浅いと大胸筋が縮こまりやすくなるので、深呼吸するクセをつけてください。
そして、大胸筋のトレーニングも有効。大胸筋はおっぱいを支える筋肉なので、土台を鍛えることで下垂予防の効果が期待できます。

3 自分のおっぱいに合ったブラジャーをつける

ブラジャーでの過度な圧迫は、おっぱいの形の崩れや乳房痛の原因になります。本当のバストサイズよりも小さいカップのブラジャーを選んでいる方が少なくないので、下着を購入するときは、プロにサイズを測ってもらうのがおすすめです。計測の頻度は、体重に大きな変化がなければ、1年に1回程度でOK。ワイヤーの形が合わなかったり、アンダーバストやサイドベルトが食い込んでしまったりするデザインのものは避けてください。おっぱいを圧迫するほどパッドを入れるのも、健やかなバストの妨げになります。


20~39歳でがんにかかった人の8割近くが女性。若い世代の乳がんが増えている?



形の変化と同じくらい意識してほしいのが“乳がん”のこと。「私はまだ若いから大丈夫」と思っている方がほとんどだと思いますが、2019年10月18日に国立がん研究センターから発表されたプレスリリースによると、20歳~39歳でがんになった人の80%が女性。なかでも乳がんと子宮頸がんにかかった人が多いことがわかっています。

今、日本では乳がんにかかる人が増えています。そして、30代(なかでも35歳以上)の方の方が乳がんにかかる割合が、今後高くなっていくことが予想されています。
乳がんに限らず“がん”は若い人ほど進行が早い病気なので、「早期発見」がなにより大切。乳がんは、早くに発見できれば完治も目指せる病気ですし、おっぱいを切除する必要がないケースもあります。大切なのは、乳がんを“自分ごと”として考え、早い段階で見つけられるよう努めることです。
特に、母親や姉妹、親族などに乳がんにかかった方がいらっしゃる方は、早めに乳腺外科を受診してください。親族の方が乳がんにかかった年齢よりも10歳早いタイミングからの検診をおすすめします。

乳がん手術後の悩み1位は「術後の傷の痛み」


おっぱいの健康を考えるうえで、実際に乳がんにかかったあとのことを知っておくのも大切です。このグラフは、乳がんの外科手術を受けた方を対象に、グンゼ株式会社が行ったインターネット調査の結果。「乳がんになって困っていることは?」という質問への回答で最も多かったのが、「術後の傷の痛み」で、29%の方が該当しました。一体、どんな痛みを感じるのでしょうか?

痛みを感じる箇所や種類、程度は人それぞれなので一概には言えませんが、単純に傷口が痛む以外にも、手術で胸の内部を触られたことによる“おっぱいの中”の痛みや、胸膜炎による痛みなどが挙げられます。
わかりやすく説明すると、殴られたような痛みを感じたり、神経痛のように天気の悪い日に気圧の影響を受けてズキズキと痛んだりする方が多いようです。

手術のあと5年以上経っても痛みを感じる人が多数。解消法はある?


こちらも、グンゼ株式会社による同じ調査の結果です。手術から5年、10年と時間が経っても、手術後の痛みを感じ続けている人が多いことがわかります。術後の痛みを解消する方法はないのでしょうか?

手術後に、痛いからといってじっとしていると、関節を動かせる範囲が狭くなる“術後拘縮”が起こりやすくなります。“痛いから動かないこと”が、実は、痛みの要因のひとつ。乳がんの場合は、特に肩関節に影響が出やすく、時間が経つと戻りにくくなるので、傷がふさがったらできるだけ早いうちからのストレッチをおすすめしています。
また、乳がんに限らず、手術後はどうしても痛みが出るもの。緩和するには、薬の服用や鍼治療、マッサージなどの方法が効果的です。

乳がんは早期発見・治療が重要。月1セルフチェックを習慣にしよう


先にお伝えしたとおり、乳がんは早期発見・治療することが重要。そのためには、月1回のセルフチェックや定期的な検診がおすすめです。

乳がんを早期発見するには、なによりもセルフチェックが大切です。毎月、生理が終わるタイミングでおっぱいや脇のあたりを触り、違和感や乳頭からの分泌物がないかなどを確認するようにしましょう。最初にお話しした、おっぱいの保湿ケアの延長で、習慣化できるといいですね。
病院での定期的な検診もひとつの手段ですが、20〜30代はマンモグラフィ検査による診断が難しいので(乳腺濃度が高く細部が見えにくいため)、視触診とマンモグラフィに加えて、エコー(超音波)も一緒に受けることをおすすめします。
10年後に後悔しないために、おっぱいの形や質感に加え、おっぱいの健康についても意識してくださいね。

>生理のあとがおすすめ! 月1回の「おっぱいセルフチェック」を習慣にしよう




医療現場の声から生まれた肌着シリーズ
MediCure(メディキュア)

グンゼの「MediCure(メディキュア)」は、術後や治療中の肌悩みをサポートするために開発された製品です。
乳がんの術後に人気の「前開きハーフトップ」は、術後に敏感になりがちな肌を守るため、首元、脇、裾部分の縫い目をなくした「きりっぱなし」仕様になっています。脇の肌あたりが気になるときは、ハサミでカットできる優れもの。診察時や腕を上げにくい時に便利な前開きスタイルも嬉しいポイントです。

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