成長期を過ぎても胸を大きくしたい…成長期後に胸を育てることはできる?

care : おっぱいを愛そう

DATE : 2018.10.10

成長期を過ぎても胸を大きくしたい…成長期後に胸を育てることはできる?

もっと胸を大きくしたいけれど、大人になった今からでもできることはあるのだろうか……そんなふうに悩んでいる方は多いことでしょう。
そこで今回は医師監修のもと、胸が成長する時期やその過程、成長期を過ぎてから実践すべきバストケアの方法などをご紹介。胸の大きさに悩む方、より美しい胸を育てたい方、必見です!

目次
・胸の成長は、いつからいつまで?
・胸が成長しない原因はなに?
・成長期を過ぎた胸を大きくする方法はある?

監修:医療法人ビバリータ ポートサイド女性総合クリニック院長 清水なほみ先生 

胸の成長は、いつからいつまで?

女性の胸がふくらみ始めるのは、エストロゲン(卵胞ホルモン)という女性ホルモンの影響を受けて、体が大きく変わり始める思春期の頃からです。個人差はありますが、だいたい初経を迎える1年ほど前から少しずつ胸が成長し始め、胸だけでなく体全体も丸みを帯びてふっくらとしていきます。そうして20歳前後には、完全に大人の胸になっているのが一般的です。

・胸が成長するメカニズム

具体的にどんな変化が起きているかというと、まずエストロゲンの影響を受けて、乳腺という組織(母乳をつくり、分泌する組織)が発達します。そして、発達した乳腺を守るようにして、周りに脂肪がつき、ボリュームのある丸い胸に成長するのです。

胸の形や大きさは十人十色ですが、その胸の成長過程は基本的にみんな同じ。以下のようなステップで大きくなっていきます。

Step1

バストトップの周辺がふくらみ始める(多くの場合初経の1年ほど前から)

Step2

バストトップを中心に、広い範囲がふくらみ始める(初経を迎える頃)

Step3

ふくらみのボリュームが増し、全体が丸くなる(初経以降)

なお、胸が成長する際には痛みを感じる場合があります。これは乳腺が張ってくる過程で生じる痛みで、決して病気ではありません。バストトップが服にすれるとチクチクするなどの痛みや違和感を覚えるようになったら、ブラジャーを着用して胸を保護するタイミングです。

また、発達した乳腺が張り、しこりができることもあります。これも胸の成長期にはよくあることで、特にバストトップの付近にみられます。しこりは時間が経てばなくなるので、心配しなくても大丈夫です。 

胸が成長しない原因はなに?

女性の胸は初経の1年ほど前から20歳頃にかけて成長すると説明しましたが、中にはこの時期に成長しない(著しい変化がみられない)方もいます。

・胸の大きさは遺伝によって決まる?

胸が大きく成長しない原因としてよく挙げられるのが、遺伝です。確かに、胸の大きさや形は遺伝による影響を受けます。母親をはじめとした親族の胸が小さい場合は、胸が小さくなる傾向にはあるでしょう。
しかし、胸の成長を阻む要因は他にもあります。しかも、遺伝以外の要因のほうが、影響が大きいといわれているのです。

胸が成長しない遺伝以外の要因としてまず考えられるのが、女性ホルモンが正常に分泌されないことです。女性ホルモンが十分に分泌されない理由としては、以下のようなものが考えられます。

・生活リズムが不規則で睡眠時間が足りていない
・栄養バランスに偏りがある
・日常的にストレスを感じている
・無理なダイエットをしている
・卵巣機能の異常がある
・プロラクチン(乳汁分泌ホルモン)や甲状腺機能の異常がある

この他にも、ハードな運動やトレーニングをしていたり、肥満体型だったりすることが原因になる場合も。思春期から成人を迎える頃にかけては、胸だけでなく体が育つ大切な時期です。健やかに成長できるよう、生活習慣には十分に気をつけ、体に負担をかけないようにしましょう。

・病気が原因で胸が成長しないケースもある

胸骨が陥没する、漏斗胸(ろうときょう)という病気があります。胸の部分が大きくへこみ、胸の痛みやすぐに息が上がるなどの症状がみられ、重度の場合は手術が必要になりますが、軽度なら特に治療は必要ありません。
ただし、女性の場合は胸が大きくならなかったり、左右で胸のサイズや形に差が出てしまったりと、見た目の問題に悩まされるケースがあります。気になる場合は、手術で改善することもできるので、呼吸器外科や心臓外科、形成外科に一度相談してみるといいでしょう。

他にも、女性ホルモンがうまく分泌されない内科や婦人科の病気もあります。初経がなかなかこず、思春期特有の変化もみられない場合も、病院(内分泌内科)を受診することをおすすめします。 

成長期を過ぎた胸を大きくする方法はある?

医学的に考えると、胸の大きさや形は、思春期から成長し始め、遅くとも25歳前後には決まってしまいます。その後まったく成長しないとは言い切れませんが、妊娠・出産や体型変化などがない限り、著しい変化は難しいでしょう。

「胸が大きくならないなら、バストケアする意味がない」と思ったあなた、それは違います。バストケアは胸を大きくするためのものではなく、美しい形をできるだけ長くキープし、胸が垂れたりしぼんだりしないようにするためのものです。丁寧なケアで胸にハリが出れば、ボリュームは変わらなくても、美しさは増します。

・成長期後のバストケア方法

例えば、背中や肩が丸まらないように気をつけて正しい姿勢をキープしたり、胸元や背中を冷やさないようにしたりすれば、血行不良によって胸のハリが失われるのを防げます。入浴後はクリームやオイルを使って胸を保湿するのも効果的な方法です。
また、胸にぴったりとフィットして揺れを防ぐブラジャーを選んだり、大胸筋を鍛えるトレーニングを習慣にしたりすれば、胸が下垂するスピードをゆるやかにすることもできるでしょう。

こうしたケアを根気よく続けていけば、胸のボリュームが劇的にアップすることはなくても、実年齢よりも若々しい胸を手に入れることはできるはず。胸の美しさを決める要素は決してサイズだけではないので、ぜひ実践してみてください。


胸を大きく成長させたるには、やはり思春期から成人期にかけて、体と心を健やかな状態に保つことが最も効果的です。とはいえ、過ぎたことを後悔しても現状は変わりません。できれば胸のサイズばかりにこだわらず、自分の胸を愛し、今できるケアを実践して、育てていってくださいね。

PROFILE

【監修】清水なほみ先生 NAHOMI SHIMIZU

医療法人ビバリータ ポートサイド女性総合クリニック院長
全ての女性が「自分らしい輝きを取り戻す」場として、横浜に婦人科クリニックを開業。婦人科医としての診療のみにとどまらず、漢方やキネシオロジーなどの代替医療も総合的に活用しながら診療にあたる。また、トランスフォーメーショナルコーチ®のテクニックをフルに活用し、ブログでの情報発信やワークショップ、診療内のカウンセリング等で「本来の自分の姿に戻ることで健康を取り戻す」医療を展開している。
http://www.vivalita.com/