18人目:毎月カードローン地獄。
簡単に抜け出す方法教えて~!!

リンククロスが信頼するファイナンシャルプランナー・黒田尚子さんによる、女性の悩みをズバッと解決していく本連載。黒田さんの助手猫“ゼニちゃん”が、毎回悩みを抱えた人を探してきます。さてさて今回の相談者は、ファッションが大好きで、ついつい衝動買いしちゃう女性のお悩みです。毎月カードの支払いに追われているのに、一目惚れするとカードを使っちゃうそう。最近もかなり大きな買い物をしたみたいで……。

【今回のお悩み相談者】

【お悩み内容】

【黒田さんのズバッと回答】

超カンタンに抜け出す方法があります。

手持ちのクレジットカードをすべてハサミで切って、欲しいものがあればすべて現金で買うようにすること。そして、欲しいものが出ないよう(=欲望が喚起されないよう)、街をウロウロ歩き回らないことです(ネットショッピングも含む)。

衝動買いをしてしまうのは「毎月25万円くらい稼いでるし、手元にお金がなくても、カードで払えば大丈夫!」という心理が働くから。

今や胡桃さんにとって、クレジットカードは便利なものではなく、カード破産地獄への片道切符となりつつあるんですよ。諸悪の根源を断ち切って、まずは、現金がないと欲しいものが手に入らない状態をつくり出すことが大切です。

それから、50万円の借金を返済するまでは、大きな買い物はガマン。買うつもりがなくても、気になるものを見たら欲しくなるのは当然です。極力、買い物する時間をつくらず、ほかのことをして気を紛らわすようにしましょう。

せっかく可愛いワンちゃんと一緒に暮らしているんですから、散歩に行ったり、おウチでゴロゴロ遊んだりするのが良いかもしれませんね。

それと気になるのは、ちゃんと借金の返済計画を立てているのかどうか。一般的なカードローンは低利なものでも、14.5%前後の金利がかかります。クレジットカードのリボ払いも、金利は15%程度です。

金利というのは、いわばお金を借りるために必要な“レンタル料”。高い金利のカードローンやリボ払いを利用しているのであれば、低利なものに借り換えて返済額を減らす方法も検討しましょう。

参考までに、自己破産が認められる収入と借入金の目安をご紹介しておくと、以下の通り。

(1) 年間借金返済額 >(手取り年収-住居費)÷3
(2) 借入金総額 > 年収×1.5倍
このいずれかに当てはまれば自己破産が認められる可能性は高くなります。

ちなみに胡桃さんの場合、毎月15~20万円のカードローンがあるということですが、(1)の計算式に当てはめると、(手取り年収300万円-年間家賃36万円)÷3=88万円となります。仮に毎月10万円を返済しているとしても、10万円×12ヶ月=120万円で、年間返済額120万円>88万円となり、すでにレッドゾーンに突入しているかも。

決して、自己破産をおすすめしているわけではありません。とにかく自分はまだ大丈夫と過信しないこと。これ以上借金が膨らまないうちに、家計を見直し、コツコツ返済していきましょう。

・現金主義に体質改善。欲しいものは、お金を貯めてから買う。
・金利を見直して、返済計画をきちんと立てる。
・自己破産の目安を知り、自分の返済能力を過信しないこと。

  • なるほど 0

  • おもしろい 0

  • やってみたい 0

この記事が気に入ったらシェア!

  • Facebook
  • Twitter
  • LINEで送る

プロフィール


黒田尚子

くろだ・なおこ/1969年生まれ千葉県在住。1998年より独立系FPとして活動。現在は、各種セミナーや講演、新聞・書籍・雑誌・Webサイト上での執筆、個人相談を中心に幅広く行う。2009年12月の乳がん告知を受け、2011年3月に乳がん体験者コーディネーター資格を取得。がんをはじめ病気に対する経済的備えの重要性を訴える活動も行っている。『親の介護は9割逃げよ ~「親の老後」の悩みを解決する50代からのお金のはなし~』(小学館文庫プレジデントセレクト)が好評発売中!
http://www.naoko-kuroda.com

+ 黒田尚子の記事一覧

監修・文/黒田尚子 漫画/鈴木ポガ子 編集/井上峻

この記事を読んだ
あなたにおすすめ!

フォローする

  • Facebook
  • Twitter
  • Instagram
  • メールマガジン