4人目:面倒臭い!家計管理。
いつの間にか貯金が消えてます!

リンククロスが信頼するファイナンシャルプランナー・黒田尚子さんが、女性たちの悩みを一刀両断しちゃう本連載。人生の大先輩であるアラフィフFPさんの回答は、あなたの毎日にもきっと役に立つ!? タッグを組むのは「がんのことみんな知ってる?」を描いてくれた鈴木ポガ子さん。彼女が生み出した、黒田さんの助手猫“ゼニちゃん”が、さまざまな悩みを探しに行きます。さてさて今回の相談者は、アニメ大好きの専業主婦。子どももいないし、お気楽な日々を過ごしているけど、どうにもこうにもお金が貯まらないみたいで……。

【今回のお悩み相談者】

【お悩み内容】

【黒田さんのズバッと回答】

家計簿なんて書かなくても、家計管理はできます! 要するに、お金が貯まればいいわけですから。

貯蓄の基本は、「収入」-「貯蓄額」=「支出」という風に、最初から貯蓄に回すお金を先取りして、残ったお金でヤリクリするのが大原則。節約しておカネが浮くのを待っていては、いつまでたっても貯蓄はできません。

とはいえ、ムチャな貯蓄額を設定したり、「とにかく節約!」とムリしたりは禁物。ダイエットと同じで、長続きせず、反動で衝動買い(ドカ食い!?)してしまうなど、逆効果です。ちょっとキツイけど、頑張れば何とか!くらいを、コツコツ続けることが大切です。

家計管理は、どれくらいのお金で生活できるかを把握するためのもの。クリアファイルを使う方法や、袋分けする方法、使えるお金を1週間単位で管理する方法など、ズボラさん向きの家計管理法もイロイロありますよ。

家計管理といえば、家計簿がすぐに思い浮かぶかもしれませんが、主婦歴ウン十年といったベテラン主婦の方でも、「家計簿なんてつけてません」って人、結構多いです。

お金が貯まる人と貯まらない人の大きな違いは「収入」ではなく、お金に対する「意識の高さ」。日々の家計管理を徹底したり、自分に合った貯蓄法を見つけたり、家計や貯蓄に対して意識が高い人ほど、しっかり貯蓄できています。

お金を貯めたいなら「先取り貯蓄」で貯めグセを作るのが一番! 毎月決まった日に一定の金額を普通預金から自動積立してくれる、積立定期預金など、スムーズかつ強制的に貯蓄できるシステムをつくることが大切です。

できれば貯蓄の目安は、毎月のお給料の2割。少なくとも、1割以上を貯蓄に回すように心掛け、残りでヤリクリするようにします。

そこで肝心の家計管理の方法ですが、イマドキの家計管理は、もう家計簿を書かなくてもいいんです! 例えば、クリアファイルを使って、予算をコントロールする方法はいかが?

20ポケット以上あるクリアファイルを用意し、各ページに1ヵ月分の日付をつけ、そこに1日あたり使える食費や日用品代を入れておきます。出かけるときはそこからお金を取り出し、買い物したら、レシートとおつりをクリアファイルに。残ったお金とレシートは家計簿の締め日にすべて出して、次の状態はゼロからスタートです。

このアレンジ版として、生活費を費目別に袋分けして管理する方法や、1週間ごとに予算を決めてその範囲内でやりくりする方法などもあります。

あるいは、買い物や公共料金の引き落としなど、かかるお金すべてにクレジットカードを利用。利用明細書が家計簿代わりになりますし、ポイントも貯まってオトクです。使い過ぎが心配なら、デビットカードでもOKです。

そして、究極の方法は……とにかくお金を使わないこと! 実は、私自身も家計簿をつける手間を省くため、買い物の回数は極力減らしています。財布からお金を出さなければ、何にいくら使ったかチェックする必要もありませんし、お金も貯まりますよ(笑)。

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プロフィール


黒田尚子

くろだ・なおこ/1969年生まれ千葉県在住。1998年より独立系FPとして活動。現在は、各種セミナーや講演、新聞・書籍・雑誌・Webサイト上での執筆、個人相談を中心に幅広く行う。2009年12月の乳がん告知を受け、2011年3月に乳がん体験者コーディネーター資格を取得。がんをはじめ病気に対する経済的備えの重要性を訴える活動も行っている。『親の介護は9割逃げよ ~「親の老後」の悩みを解決する50代からのお金のはなし~』(小学館文庫プレジデントセレクト)が好評発売中!
http://www.naoko-kuroda.com

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監修・文/黒田尚子 漫画/鈴木ポガ子 編集/井上峻

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