料理の基本は“はかる”。
正確な計量で、味は決まる!

みなさんは、お料理好きですか? なんとなーくレシピにチャレンジしてるけど、実は基本がぼんやり……なんて人も多いのでは? おいしくて健康的な料理を作るには、基本こそ大切! 知っておきたい料理の基本中の基本を、5回シリーズでお届けします。
第1回は、計量編。調味料を正しくはかるのが、料理の味を決める第一歩。正確な計量方法をしっかりマスターしましょう。教えてくれるのは、お料理教室の老舗、ベターホームのお料理教室で20年以上講師を務め、初心者向けのお料理入門コースを担当する山崎利恵子先生。計量道具がない!なんてときに使える代用の方法もお教えします。

目次

1
大さじ1、小さじ1ってどれくらい?
2
計量カップとはかりを使うときの注意点。
3
計量道具がない!そんなときはどうする?

大さじ1、小さじ1って
どれくらい?

計量で欠かせないのが計量スプーン。大さじ(15ml)と小さじ(5ml)のほか、大さじ1/2などさまざまな種類がありますが、大さじと小さじの2種類があれば大丈夫。スプーンのまっすぐな柄は、すりきりに使います。

◆粉類のはかり方

砂糖、塩、小麦粉などの粉類をはかるときは、かたまりのないところをふんわり多めにすくい、スプーンの柄(まっすぐへら状であれば、柄でなくてもOK)で縁からすりきります。ギュウッとおしつけず、やさしくすりきりましょう。

1/2、1/3をはかるときは、まずは大さじ1・小さじ1をはかり、スプーンの柄の先で1/2なら2等分に、1/3なら3等分に、1/4なら4等分にして、余分な量を落とします。

◆液体のはかり方

酒、みりん、しょうゆなどの液体をはかるときは、スプーンの縁いっぱい、こぼれない程度の量を入れます。表面張力で盛り上がっている状態まで入れるのがポイントです。

1/2のときは、スプーンの深さの1/2よりもやや上の位置まで入れましょう。スプーンに1/2の内目盛りがついているものを使うと便利です。

計量カップとはかりを
使うときの注意点は?

計量カップは、レシピでは「カップ」と表記されます。カップ1の容量は、200ml(cc)です。ちなみに、米用カップは180mlなので要注意。
計量カップではかるときは、必ず水平になるよう、平らなところに置いて目盛りを確認しましょう。

材料の重量をはかるときは、調理用ばかりを使います。レシピに記載されている重量は、廃棄する部分を入れた重さの場合が多いので、特に指定がない場合は、皮むきや種とりはせず、そのままはかればOKです。
調理用ばかりは平らなところに置き、材料がはかりからはみ出さないよう、トレーや皿などにのせてはかりましょう。もちろん、トレーや皿の重さを引くのを忘れずに。

計量道具がない!
そんなときはどうする?

計量道具がないときや、とっさに重さや量を知りたいときなど、覚えておくと便利な代用方法を山崎先生が教えてくれました。

計量スプーン・カップがない! 代用品ってあるの?

「大さじはカレーを食べるときの大きなスプーン、小さじはティースプーンで代用するのがいいでしょう。例えば、しょうゆ・酒各大さじ1のレシピなら、同じスプーンを使えば調味料の割合が決まるので、あとは味見をして調整するといいでしょう。計量カップは、飲料のペットボトルで代用できますね。長年料理をしている人なら、わざわざ計量せず、おたま(おたま杓子)などではかってしまうことも。とはいえ、初心者の方にはおすすめできません。計量スプーン・カップは、料理の必需品なので、持っていない場合は買い揃えておきましょう」

調理用ばかりがない! 重さの目安を知りたいときは?

「調理用ばかりではかるまでもないときは、私は自分の手を“手ばかり”にします。Mサイズの卵が50~60gなので、あの重さを覚えておくと役に立ちますよ」

お米をはかるときの注意点は?

「米1合は、180mlの米用カップ1杯分。200mlの計量カップより少ないので、気をつけてください。米用カップでお米をはかるときは、指ですりきりしましょう。米1合に対し、水は200mlが基本(米1:水1.2)。水は計量カップではかるか、炊飯器の目盛りにあわせるといいでしょう」

1人前ずつ束になってないパスタを買っちゃった!

「1人前は、80~100gというところですよね。ペットボトルのキャップや飲み口にあわせると、だいたい100gなので、これを基準にするといいでしょう。食べるたびにはかるのが面倒なら、最初に束をつくってしまうと便利ですよ」

ベターホーム山崎先生のワンポイントアドバイス

「おいしい料理を作る基本は、きちんとはかること。特に初めてのレシピは、分量をきちんと守ることが大切です。慣れていないときから、目分量や勘で作ってしまうと、失敗するかも。目分量は慣れてきてからが鉄則です!」

初心者のためのお料理ガイド 全5回

1
計量編。正しくはかることは、料理の基本。
2
下ごしらえ編。丁寧な下処理、そのひと手間が肝心。
3
保存編。食材の鮮度を保つ保存法は?
4
食材の見分け方編。新鮮な食材を選ぼう。
5
調味料編。使いたい調味料が家になかったら?

ベターホームお料理入門コース・春夏

初めてチャレンジする方や、料理が苦手な方、基本の「き」から習いたいという方におすすめ! 包丁の使い方、計量の仕方、ごはんの炊き方からしっかり学べます。わからないところを先生に確認しながら作れるので、料理に不慣れな方でも安心です。
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プロフィール

山崎利恵子

やまざき・りえこ/ベターホーム協会お料理教室、講師、管理栄養士。ベターホームのお料理教室で20年以上講師を務める。料理の基本、魚のおろし方など、幅広く指導する。

編集/リンククロス 写真/中田昌孝 監修/一般財団法人ベターホーム協会

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