女子の本音炸裂!
生理あるある、いくつ共感?
2019/01/28
来なきゃ来ないで心配だけど、来たら来たで面倒。それが生理(月経)。現代女性は、生涯でなんと500回くらいの生理を経験するといわれているんです。みんなは生理とどう付き合ってるの? こんなにつらいのは私だけ? やっぱり気になりますよね。
そこで、20~40代の女性93人にインタビュー&アンケートを実施。生理で困ったとき、つらかったときのエピソードを聞きました。くすっと笑ってしまうもの、思わず涙しちゃうもの、女子ならよーくわかる、生理あるあるエピソードが満載です!
目次
2日目重い。
経血量が多くて、しんどい!

生理というと、とにかく重いのが2日目。こまめにトイレに行くようにしていても、タイミング的に行きづらかったり、思いがけず経血量が多かったり……なんてこと、ありますよね。
業務が忙しく、トイレに行きそびれていたら、経血がスカートに! なんとかトイレで落とさなければと、忍者のごとくトイレまで壁伝いに移動した。(30代前半)
初潮が来て間もない中学生の頃、シーツや布団を汚して、母に叱られた。それ以来生理の日は、お尻の下にタオルを敷いて寝ている。(20代前半)
経血量にも個人差があります。多い日でもレギュラーナプキンを2時間おきに交換すればOKという程度なら、正常と考えていいでしょう。
立ち仕事の際、レバーのような大きな塊が足をつたって、スーッと……。そのあと、貧血で倒れた。(30代前半)
2日目は、ショーツを2重3重に履いている。でも病院で、ショーツやストッキングの重ね履きはカンジダになる可能性が高くなるって言われて、どうしたらいいのか……。(20代後半)
生理が止まらなくなり、婦人科で診てもらった。子宮頸がん検査は年1回受けているが、子宮体がん検査をこのとき初めて受けた。結果は子宮内膜症。このことをきっかけに、がん保険の内容を見直した。(40代前半)
普通のナプキンが1時間もたない、レバーのような血の塊がたくさん出る、以前より経血量が増えた、といった場合は、子宮筋腫、子宮内膜症などの病気が隠れていることも。
経血量が多すぎる場合は、「過多月経」といいます。自覚はなくても、健診で貧血と指摘された場合、過多月経が原因のことも。あまりに経血量が多い人は、一度婦人科を受診しましょう。
予定日前なのに。
急に始まって、困った!

「突然やって来て困った!」という回答も多数。個人差はありますが、生理周期の正常範囲は25~38日といわれています。ところが、ストレスや緊張、環境の変化などで、ズレることも。
上司と外出中、急に生理が始まり、履いていたパンツに血が! 電車で知らない女の人が教えてくれたけど、上司には丸聞こえで恥ずかしかった。(30代前半)
大学生のとき、友人と旅行中に急に生理に。ところが、友人が持っていたのはタンポンだけ。タンポン未経験だったので、とにかく四苦八苦。めちゃつらかった。(40代前半)
海外旅行、向こうの空港に着いた途端、生理に! 生理用品を求めて、空港中を猛ダッシュした。(30代前半)
小学生のとき、水泳大会の日に突如生理が! 学校の代表だったので休むわけにもいかず、タンポンも使えず経血をたれ流しながら参加。バレないか気が気でなかった。(20代後半)
生理周期が安定せず、3カ月以上生理不順が続いている場合は注意が必要。そのまま放っておかず、基礎体温をつけて、婦人科を受診することをおすすめします。
お腹痛いし、気分最悪。
生理痛がつらい!

生理といえば、つきものなのが生理痛。憂うつになったり、イライラしたりと、気分も不安定になりがち。みんないろいろな方法で、症状に対処しているようです。
市販の鎮痛剤を飲んでも腹痛がおさまらず、壁を殴りつけて痛みをこらえた。とうとう耐えきれず、婦人科へ。今は、婦人科で処方された鎮痛剤を飲んでいる。(30代後半)
貧乏ゆすりしてるとお腹の痛さがまぎれるので、いつもそうしている。(20代後半)
鎮痛剤が効くまで、海外ドラマの「24」を見て鬼気迫るシーンにハラハラし、痛みを紛らわすショック療法を実施。(30代前半)
仕事終わりの帰り道、アスファルトに舗装された道路の下に埋もれてしまった草や虫の事を考えて悲しくなり、泣きながら帰宅した。(30代前半)
腹痛がひどすぎて過呼吸になり、救急車で運ばれた。(40代前半)
早く子ども産みたい。それが生理痛がひどい友人たちの口ぐせ。(20代前半)
駅前でバスを待っていたら具合悪くて手足が震えて動けなくなり、交番で休ませてもらったら、救急車を呼ばれた。とても遠い病院に連れて行かれ、帰るのが大変だった。(30代前半)
強い痛みがある、さまざまな不快症状がある……そんな人は月経困難症かも。また、生理痛が、生理の少し前から3~5日間、ときには生理後まで続く場合は、子宮になんらかの病気や障害がある可能性も。痛みがひどい場合、鎮痛薬が効かなくなった場合、症状が急激に悪化した場合は、早めに婦人科を受診することが大切です。
生理ともっと
上手に付き合いたい!
閉経まで、ながーい付き合いとなる生理。なかには、こんな声も。
子どもを産む予定もないのに、定期的に生理がきていて、けなげな子宮に謝りたい気分。(40代前半)
生理が大変だから、女性を優遇して!とまでは言わないが、男性にも生理中の症状を体験できる「生理体験」のようなものがあるといいのに……。(30代前半)
来たら来たで面倒、来なければ来ないで不安。ほんと、やっかいなやつだ。(30代後半)
友人の出身地では、生理のことを「なまり」と呼んでいたそう。鉛みたいに重いってことらしい。(20代前半)
仕事がつらかったとき、生理が数ヶ月来ないことがあり、ストレスは溜めちゃいけないと痛感。あのときは、女性としての尊厳が失われるような、そんな感覚になった。(20代後半)
若い頃は生理ということが恥ずかしく、つらくても無理して笑顔をつくっていた。今は、「今日生理で機嫌悪い。私に構うときは気をつけて」と言い放つまでに。もしや、これはパワハラでセクハラ?(40代前半)
現代のインドで生理用品の普及に奔走した男性を描いた映画「パッドマン 5億人の女性を救った男」を見て、私たちはまだまだ恵まれてると思った。(20代後半)
生理についての女子の本音、いかがでしたか? 生理の変化は、身体からのサイン。気になる症状があるときは、早めに婦人科の受診を! みなさんが生理と上手に付き合えるよう、リンククロスはこれからも応援します。
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編集/リンククロス イラスト/熊野友紀子