第49話 がんで使える保障はたくさん。

よく耳にする「がん」という病気のこと、あなたはどれくらい知っていますか? 備えあれば憂いなし、まずはがんについて知るところから始めましょう。健康のことが気になるりんちゃん家族と共に、楽しく解説します! 今回は、がんになったら使える保障についてご紹介します。お金の不安を少しでも解消するためにも、知っておくとすごく便利です。ちなみに、がん以外の病気で使える保障もたくさんありますよ。

がんになった時に使える
いろいろな保障を知っておこう!

医療保険のほかに、がんの治療に対する国の公的扶助として、「高額療養費制度」というものがあります。これは、1ヶ月ふつう4~8万円程度を限度として、1ヶ月の自己負担金がそれを超えた場合に、超過分が払い戻される制度です(自己負担金は、所得や利用回数によって異なります。また先進医療や差額ベッド代など、保険適用外の治療は対象外です)。

入院・通院のどちらの場合でも、加入している健康保険組合や国民健康保険の担当窓口で「限度額適用認定証」をもらって病院に提出すれば、窓口での支払いは限度額で済みます。患者の方から求めないと受けられないので、必ず請求しましょう。

働いている会社が健康保険に加入していれば、「傷病手当金」が利用できます。これは、病気やけがで4日以上仕事を休んだ場合に、標準報酬日額の3分の2が最長で1年6ヶ月保障される制度です。

ほかにも、健康保険の一部負担還元金や、所得税の医療費控除が受けられないかどうか調べましょう。また、条件は厳しくなってきますが、該当すれば、生活保護や障害者認定などの制度が利用できます。もしも民間の保険に入っているなら、通院治療について給付があるかどうか、確認しましょう。

古い保険は「時代遅れ」になっているかもしれません。昔は、がん治療と言えば入院して受けるものでしたから、がん保険も「入院型」になっており、一定期間入院しないと通院治療に対して給付金が出なかったのです。

現在は、がん治療の変化に対応し、通院でも保障が出るタイプの保険がありますし、オプションで変更することも多くの場合、可能です。

——参考文献『がんのひみつ 最新版』中川恵一著(朝日出版社)

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プロフィール


鈴木ポガ子

すずき・ぽがこ/アスキー・メディアワークス第1回デジタルMANGA新人賞デジタルコミックエッセイ部門で部門賞を受賞し、2013年より漫画家・イラストレーターとして活動。50回に及ぶリンククロスでの長期連載「がんのことみんな知ってる?」のほか、ぬか漬けマンガ『ぬかロイド花子』が電子書籍として発売中。最新情報は@pogako

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漫画/鈴木ポガ子 編集・文/井上峻 監修/中川恵一

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