第14話 がんは栄養を奪って増える。

よく耳にする「がん」という病気のこと、あなたはどれくらい知っていますか? 備えあれば憂いなし、まずはがんについて知るところから始めましょう。健康のことが気になるりんちゃん家族と共に、楽しく解説します! 最新話はがんになると身体の中でどういったことが起きるのか。がんが進行すると、痩せる理由も、ここに答えがあります。

人はがんでなぜ亡くなるのか。

なぜ、がんが進行すると命を落とすのでしょうか?

がんが増殖して全身に転移しても、血を吐くわけでも、血管が切れるわけでもありません。しかし、がんが進行していけば必ず起きる現象があります。それは患者さんが「痩せる」ということです。

がんで死ぬ理由を簡単にいうと、体内で激しい炎症が起こり、「栄養失調」が起きるからです。がんは、人の正常な細胞が必要とする栄養分を横取りして増えるのです。がんは通常の細胞より、細胞分裂のスピードが速く、たくさんエネルギーを消費します。

がん患者さんは、脳に転移したがんが脳を圧迫する例や肝臓に転移したがんにより肝機能が衰える例などを除いて、基本的には身体中に転移したがんに大量の栄養を奪われて亡くなると言えます。

なお、私のがん細胞は私のなかでしか生きていけません。私のがん細胞を集めて別の人に注射したとしても、がんは「感染」しないのです。私のがん細胞はその人の免疫から見たら、「赤の他人」なので、余裕しゃくしゃくで倒すことができるからです。
——参考文献『がんのひみつ 最新版』中川恵一著(朝日出版社)

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プロフィール


鈴木ポガ子

すずき・ぽがこ/アスキー・メディアワークス第1回デジタルMANGA新人賞デジタルコミックエッセイ部門で部門賞を受賞し、2013年より漫画家・イラストレーターとして活動。50回に及ぶリンククロスでの長期連載「がんのことみんな知ってる?」のほか、ぬか漬けマンガ『ぬかロイド花子』が電子書籍として発売中。最新情報は@pogako

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漫画/鈴木ポガ子 編集・文/井上峻

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