第11話 がんは千差万別。


よく耳にする「がん」という病気のこと、あなたはどれくらい知っていますか? 備えあれば憂いなし、まずはがんについて知るところから始めましょう。健康のことが気になるりんちゃん家族と共に、楽しく解説します! 新年初は、がんには種類だけでなく、それぞれ個性があるよ、という話。一口にがんと言ってもひとつとして同じがんは存在しないということです。つまりどういうこと? 詳しくご説明します!

がんはひとつひとつ違う。
同じがんは存在しない。

「がん」はひとつひとつが違い、一口にがんと言っても千差万別なのです。「がん」という言葉は、がんが、結核や心筋梗塞などと同じ、ひとつの病気であるという誤解を与えます。

しかし、がんはもともとのDNAについた様々なキズ(突然変異)が原因ですので、ひとつとして同じがんは存在しません。しかも、がん細胞はどんどん突然変異を繰り返して性質が変わってしまいます。すべてのがんは、それぞれ違った世界にひとつだけの病気(症状)なのです。

がんができる臓器の種類と、がんのタイプ(病理型)によって、その性質はおおよそ決定します。治癒率や治療法も臓器ごとに大きく変わります。増殖スピードが早いがんもあれば、放っておいても命に差し支えない「おとなしいがん」もあります。甲状腺がんは、何十年も大きくならないことがふつうですが、肺がんや食道がんは、月単位で進行するケースも。「がん」か「がんでないか」だけではなく、どの臓器のがんなのかも大事なのです。
——参考文献『がんのひみつ 最新版』中川恵一著(朝日出版社)

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プロフィール


鈴木ポガ子

すずき・ぽがこ/アスキー・メディアワークス第1回デジタルMANGA新人賞デジタルコミックエッセイ部門で部門賞を受賞し、2013年より漫画家・イラストレーターとして活動。50回に及ぶリンククロスでの長期連載「がんのことみんな知ってる?」のほか、ぬか漬けマンガ『ぬかロイド花子』が電子書籍として発売中。最新情報は@pogako

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漫画/鈴木ポガ子 編集・文/井上峻 監修/中川恵一

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