チャレンジ4 
親子で手をつないで可動域ストレッチ。

元プロ陸上選手の為末大さんが創設したチーム「TRAC」がリンククロスに参上。“走る喜びを広げたい”というスローガンを掲げ、定期的に小学生向けの「かけっこ教室」を開講してます。そして教室の延長として、全国各地で不定期開催する「父子チャレンジアカデミー」(「ちちこ」と呼びます)などで実施している親子で楽しめる運動を、今回出張指導してくれることになりました。親と子で手軽に楽しめる運動だけでなく、“為末メソッド”が詰まったパパママ向けのコラムも掲載。4回目は、下半身の可動域を親子で仲良くストレッチ。正しい姿勢をするように気をつけましょう! 新コラムは、子どものモチベーションを上げる方法。運動だけでなく、色々な状況下で使えます!

親子で手をつないで可動域ストレッチ。

もも上げ、アキレス腱伸ばし、もも上げ、
という動作をゆっくりと行います。
左右5回ずつ行ってください。

「小学校高学年向けのトレーニング。足の長さや体力を使うので、ある程度身体が成長したお子さんと試してみてください。ポイントは3つ。まずは正しい姿勢で行うこと。ひとつひとつの動作をゆっくりとやること。そして、アキレス腱伸ばしの状態からもも上げに移る時にポンっと勢いよく戻すこと。走る時に必要となるももの裏側の筋肉を鍛えられるばかりでなく、可動域のストレッチにもなります。手をつないで行うので、お子さんとより仲良くなれるチャンスです!」

指導員

TRAC MANAGER
伊藤友広

いとう・ともひろ/1982年秋田県生まれ。「TRAC」事業部マネージャー。2004年アテネオリンピック4×400mに出場。国際陸上競技連盟公認指導者資格(キッズ対象)を取得し、チームのリーダーとして子どもたちへの指導などを行っている。

生徒

ELEMENTARY STUDENT
コレット

これっと
小学校5年生

為末大の全力疾走!かけっこコラム

子どものモチベーションを高める方法。 前編

「モチベーション」によって物事が効率よく、効果的に進むことは子どもに限らず皆さんも感じていることだと思います。もちろん「かけっこ」でもモチベーションはとても重要です。ただチームスポーツと違い、「かけっこ」は手を抜いても誰かに迷惑をかけるということはありません(リレーやチームの雰囲気を壊すということはありますが)。けれどタイムという形で自分の取り組みが数値化され、結果が自分自身に返ってきます。走るのは子ども自身。どれくらい頑張るか、どんな自分になりたいかは、自分自身で決めるしかありません。そうした意味でも「かけっこ」はモチベーションの影響が大きいと言えます。そこで指導でも実践している子どものモチベーションの高め方を、3回に渡ってご紹介していきます。

〈①ワクワクさせる〉
モチベーションを高めるために、まず「やりたくない」「苦手だ」というマイナスとなる認識を持たない環境を整えます。意外なことに、「かけっこ」が苦手な子=身体を動かすことが嫌いな子ではありません。「かけっこ」ということでタイムを測定したり、競争することで構えてしまうことが多いように感じます。「かけっこ」を使った遊び(鬼ごっこやボール遠投キャッチなど)を通じて、「ワクワク感」をもたせて「走る」ことから本人の意識を反らし、徐々に走ることへの抵抗感を軽減させることができます。本人が知らず知らずのうちに「やってしまっている」状況を作れるように工夫すると効果的です。

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トレーニング監修/TRAC 写真/黒坂明美 編集/井上峻

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