先進医療・重粒子線治療

従来の放射線治療よりも
生活の質を保てる重粒子線治療。

  • Facebook
  • Twitter
  • LINEで送る

「光の速さの約70%のスピードでがんに照射」する重粒子線治療。これだけ読むと、なんだか物凄い治療法だし、体に何か弊害はないの?と感じると思います。実は体への弊害は、放射線治療よりもがん病巣に集中して照射できるため、周りの重要な臓器を傷つけずに治療ができるんです。物凄い治療法というのも間違っていなくて、光の速さの約70%まで重粒子を加速させる必要があるため、日本ではまだ5つの病院でしか施設が整っていません。受ける場所が限られているけれど、受ける恩恵は多大な重粒子線治療。その素晴らしさを、データと実際に施設を構える病院の院長先生のお話から紐解いていきます。まずは重粒子線の基礎知識をデータにまとめてみました。

重粒子線治療とは?

がんの病巣に直接照射する最先端の放射線治療法です。

重粒子線治療の年間データ

平成28年度実績報告(平成27年7月1日~平成28年6月30日)
治療件数:1787件
平均医療費:約309万
平均入院期間 9.8日

  • ※出典:厚生労働省 先進医療会議資料 平成28年度実績報告

重粒子線治療の範囲

対象部位

  • 頭頚部腫瘍、頭骸底、眼球の腫瘍
  • 肺がん(非小細胞がん)
  • 肝がん
  • 骨、軟部肉腫
  • 前立腺がん部腫瘍

臨床試験中の対象部位

  • 脳腫瘍
  • 中枢神経腫瘍
  • 食道がん
  • すい臓がん
  • 子宮がん
  • 直腸がん術後再発

重粒子線治療の適応条件

1
がんであることをきちんと予告されていること。患者自身ががんであることを認識していること、悪性の腫瘍であること(良性の腫瘍は対象とはなりません)。
2
転移がないこと。広範な全身転移は対象となりません。
3
過去に放射線治療を受けたことがないこと。治療を受けた部位と異なる場合は治療の対象になることがあります。

重粒子線治療が適用されない疾患例

  • 白血病など、全身に広がっているがん
  • 胃がん、大腸がんなど、蠕動運動を伴う臓器の疾患
  • すでに他の良好な治療法が確立しているがん
  • 全身に転移してしまったがん
  • ※公益財団法人 医用原子力技術研究振興財団「切らずに治す粒子線治療」より参照

重粒子線の施設がある
神奈川県立がんセンターの
大川伸一院長に話を聞きました。

殺傷能力も高く
副作用も少ない治療法。

「重粒子線治療は、通常の放射線治療と違い、がん病巣に対して集中して照射することで、周辺の正常な細胞を傷つけにくいため、副作用の少ない治療を行うことができます。また、あれだけの機械でビームを作るため、エックス線や陽子線に比べパワーがあり、殺傷能力が高いのも特徴です。放射線治療が効きにくかった肉腫への効果も期待できるんです」

外来で治療を受けられるため
生活の質を保ちやすい。

「また入院どころか、ほとんどの方が外来で治療を受けられるのもポイントです。周辺の正常な細胞を傷つけにくいため、治療による影響が少なく社会復帰がしやすい。ご自身の“生活の質”を保ちやすいと言えますね。また、1回の照射線量を多くしやすいので、治療回数を減らすことができ、治療期間が短くなります。それにより、患者さんの心身への負担も軽くすることができるんです」

公的医療保険の対象ではないため
元気なうちからの備えが大切。

「ただ、素晴らしい治療ではありますが、すべてのがん患者さんが対象ではありません。進行状態や部位によって、重粒子線治療が可能か判断させていただきます。また、公的医療保険の対象ではないため、治療費もかなりの金額がかかります。そのためにも、先進医療が対象となった保険に入ることをおすすめしたいですね。当病院でも、今まで治療を行った患者さんは、皆さん特約などに入っている方がほとんどです。保険に入るだけでこの恩恵を受けられるのなら、ぜひ入ってほしいと思いますね。元気なうちから未来に備えることを、みなさんにも考えてもらえるきっかけになれば幸いです。」

先進医療と臓器移植に特化した保険
Linkx coins(リンククロス コインズ)
臓器移植医療給付金付先進医療保険
紹介ページへ

大川伸一

おおかわ・しんいち/神奈川県立がんセンター病院長。日本内科学会認定内科医・指導医。日本消化器病学会消化器病専門医・指導医。日本肝臓学会肝臓専門医。横浜市立大学医学部卒業後、消化器内科医として、主に肝胆膵治療の専門医として邁進。神奈川県立がんセンターでは、がんに対する治療を続ける医師としての立場と、神奈川県内のがん診療向上のための各種取組の指揮を執る病院長としての立場を兼ねている。

神奈川県がんセンターは、県のがん医療の中枢機関であり、都道府県がん診療連携拠点病院です。i-ROCK(ion-beam Radiation Oncology Center in Kanagawa)は、そのがんセンター病院と一体となった重粒子線治療施設です。日本で5か所目となる重粒子線治療施設で、がん専門病院との併設は世界初となります。

神奈川県立がんセンター 重粒子線治療施設 i-ROCK
横浜市旭区中尾2-3-2
TEL:045-520-2222
http://kcch.kanagawa-pho.jp/i-rock/

人気企画の更新や最新情報をお届けします! メールマガジン登録人気企画の更新や最新情報をお届けします! メールマガジン登録

RELATED ARTICLE関連記事

Linkx (リンククロス)とは

臓器移植医療給付金付先進医療保険

月々500円で手に入れる、未来の安心

耳にすることがある「先進医療」。なぜ備えたほうがよいといわれているか、知っていますか? 先進医療とは、将来的に保険導入が期待されている厚生労働大臣が承認した医療技術です。先進医療の技術料は、公的医療保険の対象外。万が一の時には、経済的な負担がかかります。
「Linkx coins(リンククロス コインズ)」は、年齢・性別にかかわらず月々500円で、先進医療と臓器移植を保障する保険です。月々500円の安心、はじめてみませんか。

+ VIEW MORE

HL-P-B1-17-00619(2017.08.28-2019.07.31)

無料保険相談サービス

無料保険相談サービス

暮らしや経済的な変化でお困りごとはございませんか?
当社のライフプランナーが、お客さまのライフステージに合わせてアドバイスいたします。どうぞお気軽にご相談ください。