ライフステージが変わる 価値観も変わる

東京生活に疲れ、脱サラ+移住。
農園をはじめ深まった家族への愛。

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結婚、出産、転職、移住……。誰もが年を重ねるごとにライフステージは変化し、時として大きな転機や決断をする場面が訪れます。そういった局面を乗り越えると、人はどのように価値観が変化するのでしょうか。暮らしのこと、経済的なこと、健康のこと。人生を見直しながら現在も活躍する先人たちに、ターニングポイントとなった瞬間を伺い、一つ一つ紐解いていきます。第3回目は、ノルウェー人の父と日本人の母を持つエディ・ホーヴィックさん。東京でサラリーマンとして働いたあと、震災を機に田舎へ移住し、現在は家族と楽しく農作業に奮闘中。農業への情熱、今後の展望、田舎暮らしでの気づきを語ってくれました。

プロフィール

Eddy Haavik

えでぃ・ほーう゛ぃっく/農家。ノルウェー人の父と日本人の母を持ち、幼い頃はヨーロッパと日本を行き来して過ごす。2011年までは東京で働いていたが、震災を機に千葉へと移住。最初の移住先の夷隅(いすみ)市では、英語教師をやりながら農業の勉強をし、2年前に勝浦へと引っ越して本格的に農家としての活動をスタート。東京育ちの日本人の奥様と、小学1年生になる息子、今度保育園に入る娘、4人で仲睦まじく暮らす。
https://www.facebook.com/1680189252195325

勝浦への想い、東京生活とのギャップ。

「勝浦へ移住したのは一昨年ですが、震災をきっかけに、まず東京から千葉の夷隅(いすみ)へ引っ越しをしました。僕にはもともと、都会の生活があまり向いていないと感じていたんです。東京はどこへ行っても人が多いし、自然はないし、排気ガスがすごい。移住する前は、住んでいながら疲弊していました。それで2011年に田舎へと拠点を移したんです。妻も田舎でゆったりと暮らすことに憧れを持っていたので、まずは3年間、夷隅で暮らしました。夷隅で英会話の教師をしながら、前から興味のあった農業について勉強。そして、農家で生計を立てようと一念発起し、一昨年勝浦に移住しました」

「今は、勝浦の祖父母の土地と家を、少し改装して暮らしています。あるのは自然だけの山奥ですが、1日中農作業に専念できる暮らしはとっても理想的。今は国からの農業支援を受けていますが、1日も早い独立を目指し、毎日試行錯誤を繰り返しています。ちなみに僕はノルウェーの田舎で暮らしていたので、ここでの生活に大きなギャップは感じていませんが、妻は違いましたね。前職は料理人で、オーガニック野菜を自分の手で作りたいという思いでついてきてくれたのですが、田舎暮らしがこんなに大変だとは思わなかった……と言っています。でも僕は、子どもたちを育てるには東京より適した環境だと思うし、ついてきてくれた分、一生かけて家族を大切にしたいと強く思うようになりましたね」

農業を行う難しさと、世間の反応。

「日本は高齢化社会へと進んでいて、国も国策として若い世代を田舎へと呼んでいます。それでも、日本で農家を目指す人はまだまだ少ない。だけど海外だと、圧倒的に僕らみたいな人が多いんです。日本の友人に『農家をやっている』というと『なんで?』という反応をされるのですが、ヨーロッパの友人に言うと『いいね!』と返されます。そこに大きな文化の違いを感じるし、もっと日本で農家のステータスが向上して欲しいです。だから僕は子どもたちも、時間が合えば農作業へ連れて行きます。自然に触れながら、育てて収穫したものを食べるのは、都会では決して味わえない体験。息子は、たくさんの虫の種類を覚えたと、よく僕に自慢してきますよ!」

「農業1年目は、トラクターで畑を耕さず自然に近い状態で作物を栽培する、僕の憧れでもあった不耕起栽培に挑戦しました。でも、収穫量が少なすぎて方向転換。家族を養うためにも、きちんとビジネスにしないといけないですからね。今は秋の収穫を終えたばかりで野菜はありませんが、ちょうど収穫できたのが、みかん・サフラン・椎茸など。あとは、ずっと採取しているハチミツですね。収穫したものは、道の駅などで買い取ってもらいます。今日もこの後、収穫したばかりのみかんを売りに行くんです。今後は時間をかけ、この農園を果樹園にしようと思っています。作る果物は、ブルーベリーとみかん。果樹と相性のいい、ミツバチもさらに増やすつもりです。米や露地野菜も、余った土地で作りたいですね。整地を終えた来年の1月から、ブルーベリーの苗木を植え始める予定です。目標は300本!収穫時期は3年後と、長い道のりですが、少しずつ農家として成長していければと思っています。どんなに辛くても、家族が一緒だから頑張っていけると信じています」

写真/黒坂明美 編集・文/戸塚真琴

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