がんのことみんな知ってる?

第41話 痛みを緩和する方法とは?

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よく耳にする「がん」という病気のこと、あなたはどれくらい知っていますか? 備えあれば憂いなし、まずはがんについて知るところから始めましょう。健康のことが気になるりんちゃん家族と共に、楽しく解説します! がん患者の方にとって、体にも心にも大切な緩和ケア。その重要性を3回にわたりお伝えしてきましたが、実際受けるにはどうすればいいか、それを今回はお伝えしていきます。先生いわく、3つの方法があるそうです!

緩和ケアを受ける3つの方法。

苦痛を和らげることで、がん患者さんと、その家族の生活の質(クオリティ・オブ・ライフ)を保つ緩和ケア。緩和ケアを受けるには、1:緩和ケアチームによる診療、2:緩和ケア外来、3:緩和ケア病棟への入院、という3つの方法があります。

1
緩和ケアチーム

全国のがん拠点病院には、すべて緩和ケアチームがあります。1日あたり約4000円×健康保険の自己負担率の費用が掛かります。3割負担なら約1200円です。

治療を受けている医療機関に緩和ケアチームがないときや、主治医が緩和ケアにくわしくないときは、相談支援センターに相談してみましょう。

2
緩和ケア外来

緩和ケアは、退院後でも外来で受けられます。

3
緩和ケア病棟(ホスピス)

抗がん剤治療の効果がなくなり体力的にも治療がむずかしいとき、つらい症状を緩和し、おだやかに過ごすための場所が緩和ケア病棟です。症状を和らげるための放射線治療や外科治療を行うこともありますが、がんの縮小を目的とした治療は行われません。

ただ、緩和ケア病棟は全国的に数が少なく、1~2ヶ月待たなければならないことが多いのが現状です。高額という印象もありますが、実は緩和ケア病棟も保険が利きます。1日あたり4万7910円(30日以内の場合)×健康保険の自己負担率で、3割負担ならひと月約43万円という計算です。これだけですとかなり高額に感じますが、「高額療養費制度」を利用できるので、ぜひ活用してみてください。

——参考文献『がんのひみつ 最新版』中川恵一著(朝日出版社)

プロフィール

中川恵一

なかがわ・けいいち/1960(昭和35)年東京生まれ。東京大学医学部附属病院放射線科准教授。東京大学医学部医学科卒業後、スイス、ポール・シェラー・インスティチュートに客員研究員として留学とした経験をもつ。著書に『がんのひみつ』『がんの練習帳』など、がんにまつわるもの多数。

鈴木ポガ子

すずき・ぽがこ/アスキー・メディアワークス第1回デジタルMANGA新人賞デジタルコミックエッセイ部門で部門賞を受賞し、2013年より漫画家として活動。リンククロスでの連載のほか、ぬか漬けマンガ『ぬかロイド花子』が電子書籍として発売中。最新情報はこちら@pogako

漫画/鈴木ポガ子 編集・文/井上峻 監修/中川恵一

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