がんのことみんな知ってる?

第26話 インフォームド・コンセント。

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よく耳にする「がん」という病気のこと、あなたはどれくらい知っていますか? 備えあれば憂いなし、まずはがんについて知るところから始めましょう。健康のことが気になるりんちゃん家族と共に、楽しく解説します! 今回は、インフォームド・コンセントと呼ばれる、考え方について。テレビなどのメディアで見聞きした方もいるかもしれませんが、意味としては「正しい情報を得た(伝えられた)上での合意」です。これを知っておくことがなぜ大切なのか、ぜひ読んでみてください。

治療後、後悔しないために。

以前は「がん治療=手術」でしたが、今は、がんの治療にもさまざまな選択肢があります。どんな治療法を選ぶかは、患者さんの価値観やライフスタイルにかかっています。

医師に言われるまま治療を受け、悔いが残る結果になることもあるのです。後悔しないためには、医師から説明を受け、医師と相談しながら治療を進めることが必要不可欠です。これを「インフォームド・コンセント」といい、現在では当たり前とされています。

主治医の話を聞くときはメモをとって保存しておきます。念のため、了解を得たうえで、話をICレコーダーなどに録音するのもありです。医学用語がわからない場合、医師に重要事項を書いてもらってもよいです。また医師に聞きたいことがあれば、要点を箇条書きしてメモにまとめ、あらかじめ渡しておくなどの工夫をするといいでしょう。

特に精密検査の結果を聞くときは、がんと診断されたショックで頭が真っ白になってしまうこともあるので、家族や信頼できる第三者に同席してもらうことをオススメします。

——参考文献『がんのひみつ 最新版』中川恵一著(朝日出版社)

プロフィール

中川恵一

なかがわ・けいいち/1960(昭和35)年東京生まれ。東京大学医学部附属病院放射線科准教授。東京大学医学部医学科卒業後、スイス、ポール・シェラー・インスティチュートに客員研究員として留学とした経験をもつ。著書に『がんのひみつ』『がんの練習帳』など、がんにまつわるもの多数。

鈴木ポガ子

すずき・ぽがこ/アスキー・メディアワークス第1回デジタルMANGA新人賞デジタルコミックエッセイ部門で部門賞を受賞し、2013年より漫画家として活動。リンククロスでの連載のほか、ぬか漬けマンガ『ぬかロイド花子』が電子書籍として発売中。最新情報はこちら@pogako

漫画/鈴木ポガ子 編集・文/井上峻 監修/中川恵一

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