がんのことみんな知ってる?

第13話 がんの治療法は自分で選ぶ。

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よく耳にする「がん」という病気のこと、あなたはどれくらい知っていますか? 備えあれば憂いなし、まずはがんについて知るところから始めましょう。健康のことが気になるりんちゃん家族と共に、楽しく解説します! 今回はがんの治療法と選択肢について。メディアの影響か、昔からのなごりか、がん=手術という印象が強いですが、実はそうではないんです。後悔しないためにも、治療法と選択肢を知っておきましょう!

「がん=手術」の時代は終わった。

がん治療の三本柱である「手術・放射線治療・化学療法」のうち、日本ではなんといっても「手術」が、がん治療の代名詞でした。これには、かつて、がんと言えば「胃がん」だったことが背景にあります。胃は、全摘(臓器を丸ごと摘出)できる数少ない内臓で、ほかのがんに比べて手術向きの臓器なのです。

しかし、第3話でも説明したように、現在、胃がんは減りつつあります。いま増えている欧米型のがんには、放射線治療や化学療法(抗がん剤)、あるいはそれらの組み合わせ(化学放射線治療)も有効なのです。

世界では、がんの半分は放射線治療を受けるのが常識です。しかし、日本では3割以下にとどまります。「がんと言えば胃がん(=手術)」だった時代のなごりで、外科で治療するイメージが強く、内科の放射線治療医や腫瘍内科医(抗がん剤のスペシャリスト)が少ないというのもあります。

手術と放射線治療で同じ治癒率が見込まれる場合でも、日本では手術が選択されることが多いようです。たとえば子宮頸がんでは、欧米では8割方が放射線治療を選びますが、日本では逆に8割近くが手術です。

なぜ日本では放射線治療が少ないのか、それは第一に、日本人が治療法の選択肢を知らないからと言えます。がん治療で後悔しないため、多くの方に、別の選択肢もあることを知ってほしいと思います。
——参考文献『がんのひみつ 最新版』中川恵一著(朝日出版社)

プロフィール

中川恵一

なかがわ・けいいち/1960(昭和35)年東京生まれ。東京大学医学部附属病院放射線科准教授。東京大学医学部医学科卒業後、スイス、ポール・シェラー・インスティチュートに客員研究員として留学とした経験をもつ。著書に『がんのひみつ』『がんの練習帳』など、がんにまつわるもの多数。

漫画/鈴木ポガ子 編集・文/井上峻 監修/中川恵一

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