がんのことみんな知ってる?

第12話 鳥が窓から出る=転移がん?

  • Facebook
  • Twitter
  • LINEで送る

よく耳にする「がん」という病気のこと、あなたはどれくらい知っていますか? 備えあれば憂いなし、まずはがんについて知るところから始めましょう。健康のことが気になるりんちゃん家族と共に、楽しく解説します! 今回はちょっと不思議なタイトル。鳥?ん? 実は監修の中川先生は、がんの状態を分かりやすく、鳥に例えているんです。鳥が窓から出て行くのと、転移がんがどうつながるのか……。漫画だけじゃなく本文も読んでね!

がんの状態を鳥で例えてみると……。

早期のがんは鳥が鳥かごにとどまっているようなもので、比較的捕まえやすいと言えます。手術や放射線治療など、がん病巣をねらう治療が有効です。

一方、リンパ節まで転移した、ある程度進行したがんは、鳥が鳥かごから出て部屋を飛び回っているような状態です。鳥かごに入っている時よりは大変ですが、頑張ればまだ捕まえることができます。

しかし血流にのって移動し、他の臓器にまで転移したがんは、鳥が窓から外に出て行った状況に似ています。こうなると鳥は捕まえることが難しくなり、全身に薬をめぐらせる抗がん剤の出番です。ですが、抗がん剤には、がんの塊を消す力はなく、完治の可能性が低くなります。

それでも、たまたま鳥が部屋に戻ってくる可能性は、ゼロではありません。これが、末期がんからの「奇跡の生還」です。こういった奇跡は、残念ながら、望んで得られるものではありません。がん治療は、転移する前の最初の治療が重要なのです。
——参考文献『がんのひみつ 最新版』中川恵一著(朝日出版社)

プロフィール

中川恵一

なかがわ・けいいち/1960(昭和35)年東京生まれ。東京大学医学部附属病院放射線科准教授。東京大学医学部医学科卒業後、スイス、ポール・シェラー・インスティチュートに客員研究員として留学とした経験をもつ。著書に『がんのひみつ』『がんの練習帳』など、がんにまつわるもの多数。

漫画/鈴木ポガ子 編集・文/井上峻 監修/中川恵一

がんのことみんな知ってる?TOPへ

人気企画の更新や最新情報をお届けします! メールマガジン登録人気企画の更新や最新情報をお届けします! メールマガジン登録

RELATED ARTICLE関連記事

Linkx (リンククロス)とは

臓器移植医療給付金付先進医療保険

月々500円で手に入れる、未来の安心

耳にすることがある「先進医療」。なぜ備えたほうがよいといわれているか、知っていますか? 先進医療とは、将来的に保険導入が期待されている厚生労働大臣が承認した医療技術です。先進医療の技術料は、公的医療保険の対象外。万が一の時には、経済的な負担がかかります。
「Linkx coins(リンククロス コインズ)」は、年齢・性別にかかわらず月々500円で、先進医療と臓器移植を保障する保険です。月々500円の安心、はじめてみませんか。

+ VIEW MORE

HL-P-B1-17-00619(2017.08.28-2019.07.31)

無料保険相談サービス

無料保険相談サービス

暮らしや経済的な変化でお困りごとはございませんか?
当社のライフプランナーが、お客さまのライフステージに合わせてアドバイスいたします。どうぞお気軽にご相談ください。