がんのことみんな知ってる?

第5話 がんの原因の1/3がタバコ!

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よく耳にする「がん」という病気のこと、あなたはどれくらい知っていますか? 備えあれば憂いなし、まずはがんについて知るところから始めましょう。健康のことが気になるりんちゃん家族と共に、楽しく解説します! 健康に良くないのは分かっているけどやめられない……。そんなタバコと発がん率の関係性。りんちゃんパパみたいに、これからは吸うのためらっちゃうかも?

禁煙は今日からでもはじめるべき。

最悪の発がん性を持つ嗜好品が、タバコです。タバコの煙には「ベンゾピレン」をはじめとする、約60種類もの発がん性物質が含まれているのです。つまり、がんの最大の原因がタバコといえます(なんとおよそ1/3)。しかもタバコがなくなれば、日本人のがん死亡の約4分の1(男性では約39%、女性では約5%)が消滅するといわれています。

特に煙が直接触れる部位への影響は大きく、日本人男性の喉頭がんの9割以上、肺がんの約7割、食道がんの約5割は、タバコが原因と考えられています。発がん性物質は血流にのって全身に運ばれます。そのため、タバコは膵臓がん、肝臓がん、胃がんのリスクも高めます。タバコを吸わない人より、1.6~2倍もがんになりやすいのです。

また配偶者が喫煙者だと、本人がタバコを吸わなくても、肺がんのリスクが2倍近くになります。厚生労働省の試算では、受動喫煙によって肺がんや心筋梗塞で死亡する人は、年間約6,800人に上ります。そもそもフィルターを通った煙を吸うのは本人だけ。受動喫煙で吸う副流煙の方が、発がん性は高いのです。

タバコを長年吸っている人は「いまさら禁煙しても遅い」という意識があると思います。肺がんは禁煙後10年たっても、リスクは喫煙者の半分くらいまでしか下がりません。20年経ってようやく、吸わない人とほぼ同じリスクになります。ですが心臓病の予防では、禁煙後2年以内にリスクが下がります。ですから、禁煙は思い立った時にやるべきです。
——参考文献『がんのひみつ 最新版』中川恵一著(朝日出版社)

プロフィール

中川恵一

なががわ・けいいち/1960(昭和35)年東京生まれ。東京大学医学部附属病院放射線科准教授。東京大学医学部医学科卒業後、スイス、ポール・シェラー・インスティチュートに客員研究員として留学とした経験をもつ。著書に『がんのひみつ』『がんの練習帳』など、癌にまつわるもの多数。

漫画/鈴木ポガ子 編集・文/井上峻 監修/中川恵一

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