栗原吾郎の和体験

ひとつひとつの所作から集中。
弓道でマインドフルネス。

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心のエクササイズとも呼ばれるマインドフルネスは、目の前の体験に意識を集中させた状態を表します。なんだか、日本古来よりある精神統一と、似ていると思いませんか? 和の伝統的な文化に触れることで、心が鍛えられ、もしかしたらマインドフルネスが理解できるかもしれない……。ホスト役は若手俳優の栗原吾郎くん。そば打ちに続いて、弓道を体験しました。弓を射る思い切りの良さだけでなく、ひとつひとつの所作も大切な弓道。果たして結果は……。

弓道は一歩間違えれば、自分の顔などをケガしてしまうスポーツ。それだけでなく、弓を射る前のひとつひとつの動作も大切で、常に集中力が必要。今回取材した徳心館の師範が語ります。

「弓道は集中力を鍛えられるだけでなく、ひとつひとつの動作に集中することをおぼえることができます。弓を射るだけなく、立ち方から、礼・歩く・坐るといった一連の動作が普段の身体の使い方とちがうので、雑念が入るとうまくいきません」

「だからこそ反復して稽古を重ねます。今回は体験ということで的を射るまで行いましたが、普段の稽古ではそうはいきません。ですが、弓道で培った集中する行為は必ずあなたの日常にも活かされるはずです」

プロフィール

栗原吾郎

くりはら・ごろう/1996年1月12日生まれ。179cm。俳優としてテレビや映画・CMなどで活躍。ロックバンド・カスタマイZのヴォーカル・ギターとしても活動していた。日本テレビ「今からあなたを脅迫します」第2話に出演決定!
http://www.ntv.co.jp/kyohaku/

弓道の先生

徳心館弓道場

とくしんかん・きゅうどうじょう/西武新宿線下井草駅から徒歩5分。閑静な住宅街のビルの屋上に弓道場があります。本日の先生でもある師範は顔出しNGですが、厳しくも真剣に教えてくれる心優しい方。事前予約をすれば見学も可能です。
「徳心館弓道場」
東京都杉並区下井草 3-26-15 ル・シヴァン3F

弓を射る前に弓道着に着替えます。弓道着を自分で着付けられるようになるには、最低でも1ヶ月はかかるそう。今回は師範が着させてくださいました。

続いて、弓がけをつけます。「かけ」とは弓を射るための道具です。ちなみに「かけ」は簡単に「替えが効かない」ため、「“かけ”がえのない」という日本語が生まれたんだとか。日本語のルーツに触れられるのも弓道を楽しむ醍醐味と教えてもらいました。

いよいよ弓を射るのかと思ったら、その前に入退場のために欠かせない基本の所作を教えてもらいます。普段はこの所作をおぼえるだけで、1ヶ月近くはかかるそうです。

弓そのものも重いのですが、腕を定位置に維持し、背筋を伸ばすだけでも大変。ですが、栗原くん見事にやってのけます。師範も「筋が良い」と太鼓判です。移動はすり足で行い、坐り方も独特です。ざっくりと伝えると、正座のつま先立ち。もちろん背筋や腕の位置も大切です。一連の流れは「大配」と呼ばれる、体と心を整え気持ちを静める大切な所作です。

「体配」を体験したあとは、いよいよ弓を射ります。ただ、最初から矢を持ってやるのは危険なため、弓を射る動作をまず身体に叩き込みます。師範が持ったサンドバックに何度も裏拳をするイメージです。「思いっきり叩け!」と師範の指導にも熱が入ります。

サンドバックを叩くだけでも一苦労、ですが、稽古はどんどん続きます。いよいよ矢を構えます。俵型の藁「まきわら」に向けて至近距離からどんどん射ります。先ほどの稽古をイメージしますが、なかなかうまくいきません。「このあと的を狙わせたいから、もっと頑張るんだ」と鼓舞する師範に対して、栗原くんも負けじと頑張ります。

20~30は矢を放ったでしょうか。見ているこちらも栗原くんの疲労を感じますが、いよいよ師範からのOKが出ます。「身体がおぼえているうちに的を狙おう」。さぁ、的撃ちです。

今回は体験ということで「体配」はなしで、いきなり的を狙います。ここまでの稽古を活かして、思いっきり右手を離します。残念ながら的には当たらなかったけれど「今まで色々なタレントさんが体験に来たけどイチバンの出来かもしれない!」と師範からお褒めの言葉をいただきました。なんだか栗原くんの顔も清々しいです。

「今回の体験が“弓道”と聞き、最初から厳しいだろうなという心構えで挑みました。やっぱり厳しかったですね。でも最後までやった充実感はあります」

「弓をずっと射つづけると、腕がパンパンになり、体力的にも精神的にもキツかったです。でも、どうしてダメなんだろう?とか、こうやったらうまくいくんじゃないか?とか、常にイメージしながらやったおかげで何とかウマくいった気がします」

「この連載すべてに言えることですが、集中力を絶やさないことが大切。特に今回はケガをするおそれもあったので、いつも以上に集中できていたかな。次回も頑張ります!」

次回はどんな和体験になるのか。
お楽しみに!

写真/黒坂明美 ヘアメイク/佐々木シエラ 文/戸塚真琴 編集/井上峻

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