毛穴タイプで、ケアは違う!
私の毛穴に、ぴったりなケアは?

女性特有の身体の不調について、専門医に解決法を教えてもらう「女性のお悩み相談室」。3つの毛穴タイプと、やってはいけない毛穴ケアを解説した前編に続く後編は、毛穴タイプ別のスキンケアについて。
美容皮膚科医だからこそ知っている、それぞれの毛穴タイプにぴったりなケアをご紹介します。「毛穴レスになる」という化粧品にすぐ飛びつく、そこのあなた。その化粧品、あなたの毛穴タイプにあっていないかも……。あなたにぴったりな毛穴ケアで、毛穴の目立たないつるんとした肌を手に入れましょう!

目次

1
毛穴ケアの基本と、カバーするメイク法。
2
開き毛穴は、オイルコントロールを。
3
詰まり毛穴には、酵素洗顔とピーリング。
4
たるみ毛穴には、レチノール配合化粧品。

毛穴ケアの基本はこれ!
カバーするメイク法も。

肌を強くこすったり、繰り返し毛穴パックを使ったり、毛穴ケアでかえって肌を傷めていることも。毛穴を目立たなくしたいのであれば、まずは次の基本ケアを守ることが大切です。

  • 肌に優しく、手早くクレンジングする。
  • 毎日の石けん洗顔で、皮脂をしっかり落とす。
  • あぶら取り紙で、こまめに顔に浮いた皮脂を取る。
  • 不規則な生活や喫煙、無理なダイエットはやめ、バランスのよい食事をとる。

メイクをするときは、ファンデーションの厚塗りは厳禁。メイクがくずれやすくなり、毛穴を目立たせる原因に。ファンデーションはなるべく薄く塗り、こまめにメイク直しするようにしましょう。

さらに、毛穴の目立つ部分に、パール系のフェイスパウダーを重ねるのもおすすめ。肌にあたった光が拡散し、肌の凹凸が目立たなくなりますよ。

開き毛穴は
オイルコントロールを。

ここからは、3つの毛穴タイプ別に、ぴったりなスキンケアをご紹介。

もともと毛穴が大きい「開き毛穴」の人は、皮脂腺の発育がよい肌質であるため、きちんとオイルコントロールすることが大切。皮脂を放置すると酸化されて刺激物質に変わり、毛穴を余計に開かせる原因になるからです。

皮脂を洗顔でしっかり落としたら、油分の少ない美容液で保湿します。ビタミンC誘導体配合の化粧水も皮脂の抑制になるので、朝晩使用するのがおすすめ。それでも浮いてきた皮脂は、あぶら取り紙で極力取るようにしましょう。

詰まり毛穴には
酵素洗顔とピーリング。

毛穴に角栓が詰まって肌がザラザラしている「詰まり毛穴」の人におすすめしたいのが、酵素洗顔とピーリング。毛穴パックは月2回くらいにとどめ、取った後は酵素洗顔やピーリングでケアし、角栓の再発を予防することが大切です。

酵素洗顔料には、たんぱく質を分解する酵素が入っているので、たんぱく質でできている角質を取り除くことができます。ただし、強くこするのはNG。また、乾燥肌の人は週1~2回の使用にとどめる、角栓ができやすいTゾーンだけ酵素洗顔するという方法もあります。

また、週1~2回、定期的にピーリングをして肌表面の余分な角質を取り除けば、毛穴に角質がたまりにくくなり、毛穴まわりの肌をやわらかくして毛穴を目立たなくする効果も。ピーリング化粧品は、肌にやさしいクリームかミルク、ジェルの洗い流すタイプがおすすめです。

たるみ毛穴には
レチノール配合化粧品。

コラーゲンが減り、毛穴がゆるんで広がってしまった「たるみ毛穴」の場合、コラーゲンの減少・変性をくい止めることが大切です。おすすめは、レチノール配合の化粧品を使ったケア。

レチノールは、ビタミンAの一種で、肌のターンオーバーを促し、コラーゲンを増やす作用があるといわれています。目もとのシワ対策のアイクリームには、このレチノールが配合されているものが多いです。使い始めは、多少のカサつきが起きるかもしれませんが、しばらくすると慣れてくるはず。カサカサしすぎる人は3日に1度くらいから使い始めて様子をみて、慣れてきたら回数を増やすといいでしょう。

また、ピーリングやビタミンC誘導体配合の化粧水も「たるみ毛穴」におすすめ。肌老化を防ぐことが、「たるみ毛穴」の予防にもなります。

あなたの毛穴タイプにあわせたスキンケアで、毛穴レスな印象になれる、美しい肌を目指しましょう!

――参考文献『今さら聞けないスキンケアの正解』(主婦の友社)、『正しいエイジングケア事典』(高橋書店)、『美人肌になるためのスキンケア76の法則』(宝島社)、『スキンケア美容医学事典』(池田書店)、『美肌をつくるスキンケア基本ルール』(PHP研究所) すべて吉木伸子著

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プロフィール

吉木伸子

よしき・のぶこ/横浜市立大学医学部卒業後、慶應義塾大学医学部皮膚科に入局。その後、レーザークリニック、米国オハイオ州の形成外科、漢方診療所での研修などを経て、1998年、よしき皮膚科クリニック銀座を開業。レーザー、ケミカルピーリングなどの美容医療や東洋医学を取り入れた皮膚科治療をおこなっている。今回参考にした5冊をはじめ、著書も多数。書籍・女性誌での執筆などでも活躍。

編集/リンククロス イラスト/大嶋奈都子 監修/吉木伸子(よしき皮膚科クリニック銀座院長)

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