花粉は、まつ毛にもからまる!?
明日からできる、花粉症予防策4つ。

身体の不調について、専門医に原因から解決法まで伝授してもらう「女性のお悩み相談室」花粉症。どんな人が花粉症になりやすいかを探った初回に続く第2回では、すぐできる花粉症の予防と対策をお教えします。服装、メイク、掃除方法、食生活など、日頃の生活習慣が、症状に大きく影響する花粉症。マスクしてるし、家に入る前に花粉を払ってるし……なんて、安心してはだめ! 明日からできる予防と対策をしっかり覚えておきましょう。

目次

1
モコフワより、ツルサラ。
2
長いまつ毛と、花粉症の関係。
3
こまめな掃除こそ、花粉対策の基本。
4
肉食&お酒好きは要注意?

花粉のくっつきやすさを意識した
服装選びを。

花粉の時季に気をつけてほしいのが洋服の素材。スギやヒノキ、ブタクサなどの花粉は、毛髪の半分以下の大きさ(20~40ミクロン)で、突起をもった複雑な形をしています。そのため繊維に絡まりやすく、一度くっつくと払っても簡単には落ちません。繊維の奥に入り込んだ花粉は動くたび表面に出てきて空中に舞い、目や鼻に入って粘膜を刺激します。特にウールやモヘアなど毛足の長い素材を着て歩くのは、花粉を集めながら歩いているのと同じなのです。

モヘアやファーのようにフワフワと毛羽立った素材、ウールやフリースなど肌触りがモコモコした生地はなるべく避けるべき。おすすめしたいのは、表面がツルツルした素材やサラサラした素材。花粉がつきにくく、ついても簡単に落ちやすいはずです。

素材による花粉のくっつきやすさを見ると、「ポリエステルとナイロンは0.6倍、綿は1倍、シルクは1.5倍、ウールは9.8倍」となり、化繊や綿が優れていることがわかります。花粉の時季は、化繊や綿の素材を選んで身につけて。

また、花粉は静電気でも寄ってくるので、衣類に「静電気防止スプレー」を吹きつけるのも忘れずに。

アイメイクは控えめに。
メイク落としは丁寧に。

美しくメイクしたい気持ちはわかるけど、花粉の時季のアイメイクはなるべく控えめに。長いまつ毛は花粉がからまりやすく、アイシャドウのベタつきに花粉がくっつきやすいからです。ビューラーでしっかりまつ毛を立ち上げれば、つけまつ毛なしでもパッチリ見えます。マスカラやアイラインを使うときは、涙に強いウォータープルーフがおすすめです。

アイメイクはメイク用のクレンジングを使って、完全に洗い落とします。ウォータープルーフのマスカラやアイシャドウのラメは、とくに洗い残しが多いので気をつけて。洗顔後は鏡をよく見て、目のまわりに化粧残りがないかチェックします。最後に、手のひらに水を溜めて、その水の中でパチパチ。それを数回くり返します。眼球まで丁寧に洗うことを忘れずに。

また、メイク道具は顔に直接触れるもの。いつも清潔にしておかないと、付着した花粉や、皮脂・汗によるカビがさまざまなトラブルを引き起こします。化粧中に鼻や目がムズムズする、ニキビや肌荒れをくり返すという人は一度メイク道具を見直してみて。

掃除は、窓を閉めたままで。
面倒がらずに拭き掃除を。

家の中の花粉対策として、必須なのがこまめな掃除。掃除の際はマスクとメガネを装着し、髪はバンダナなどで覆うようにします。かっぽう着などを服の上から着ておくと、後でかっぽう着だけ脱いで洗えます。

窓は花粉が入ってこないよう、掃除中も閉めたままで。久しぶりの掃除でホコリが多いなど、どうしても換気が必要な場合は、短時間だけ開けてすぐ閉めるようにします。窓を開けるときカーテンだけでも閉めておけば、花粉の侵入を減らせます。

とはいえ、花粉キャッチ率の高い掃除機でも排気は出るので、床に落ちた花粉を舞い上がらせる原因にはなります。それを避けるには、濡れ雑巾や濡れモップで拭き掃除をするのがもっとも確実です。雑巾やモップを固く絞り、畳やフローリングの目に沿って丁寧に拭いていきます。

ホコリの多く溜まる電球のカサなどはストッキングで拭い、ゴミ箱へポイ。捨てるときはホコリや花粉が散らないよう、ビニール袋に入れること。

肉食&お酒好き女子は要注意!
花粉症を和らげる食生活。

花粉症が爆発的に増えたのは、欧米型の「肉食中心・高カロリー」の食生活が定着した頃からといわれています。動物性タンパク質を摂りすぎると、異物への反応が過敏になり、アレルギーを起こしやすい体質になります。

また、不規則な食事時間や、栄養の偏った食事、ジャンクフードや加工食品などの食品添加物を多く含んだ食品を摂り続けることも、体の免疫力を下げアレルギーを起こしやすくさせます。

花粉症対策の基本はいろんな食材をバランスよく食べること。あらゆる栄養素がトータルで過不足なく摂取できるのが理想です。

お酒も、なるべく控えること。とはいえ、アルコールには血行をよくし、ストレスを緩和させる作用があることも事実。時と場合によっては少量の飲酒ならOKとし、花粉症と上手に付き合っていきましょう。

ただし、ビールや酎ハイは体を冷やして花粉症を悪化させるので避けること。飲むならホットワインや熱燗、お湯割りなどの温かいものを。赤ワインはポリフェノールが豊富で、他のお酒よりはおすすめです。お酒が好きな人でも、コップ1杯でおしまいにしておきましょう。

――参考文献『これでスッキリ 花粉症がみるみるよくなる62の対策』福田千晶(日東書院本社)

次回は、花粉症の薬とマスクについて。
適当に選ぶと、思わぬ弊害も?

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